東京赤坂にある、赤坂璃宮「迎賓館」に行ってきました。
外国の国家元首や政府の長など、国賓クラスの来客を迎え入れるための施設だけに、内装・外装含めて、めちゃくちゃ豪華です。
もともとは関係者のみにか公開していませんでしたが、2016年に一般公開されたため、私のような庶民でも見学が可能になりました。
見てみましょう。
迎賓館赤坂離宮のアクセス・地図
迎賓館の最寄り駅は「四ツ谷駅」です。
「四ツ谷駅」は、JR中央・総武線、東京メトロ丸の内・南北線がありますので、お好きな路線を利用しましょう。
駅を出たら外堀通りを南に歩くと、5~10分ほどで、迎賓館の正門が見えてきます。
案内板がたくさんあるので、迷う心配はないです。
迎賓館赤坂離宮を紹介
それでは、迎賓館の中に入りましょう。
正門
四ツ谷駅から外堀通りを5~10分ほど歩くと、画像のような正門が見えてきます。
もし、迎賓館の前庭のみを見学するのなら、正門から中に入ってください。
前庭の見学は、入場料も事前予約も必要ありません。開館時間内なら好きなときに行って、好きなだけ見学できます。
植物がたくさん植えられているので、季節ごとに違う景色を見れますよ。
西門から本館へ
多くの場合、迎賓館に来る目的は館内の見学だと思います。
館内の見学は正門ではなく、西門から敷地内に入ります。正門を正面に右側へ回り込み、3分ほど歩くと、西門が見てきます。
金属探知機で荷物検査
迎賓館は国賓を招く施設です。そのため、厳重な管理体制が行なわれています。
空港と同じように、金属探知機を使った荷物検査があるので、従います。
スマホ・財布・カメラなど、金属はポケットから出しておきましょう。
私は、スマホをポケットに入れて警報機を鳴らしてしまいました……。
チケットを購入
荷物検査をクリアしたら、自動発券機でチケットを購入します。
入場料は、大人1000円で中高生が500円です。20人以上から団体割引が適用されます。
発券機は、5000円札と1万円札が使用できません。1000円札を人数分用意しておくとスムーズです。
チケット売り場の横にはトイレがあります。館内にはトイレがないので、ここで行っておきましょう。
警備員に誘導され、本館の入口に到着です。
本館外観
ここから先は写真撮影禁止です。お手持ちのカメラはカバンにしまいます。また、館内は飲食はもちろん、スマホの使用も禁止です。
というわけで、ここから先は写真がありません……。
本館内
本館の中は、一言でいうとめちゃくちゃ豪華です。
国賓を招いたときのパネルも展示されているので、部屋と合わせて見てください。
私のお気に入りは、中央階段から見上げた花鳥の間です。
私のような庶民が想像する、皇族の雰囲気にぴったりでした。どの部屋も細部までこだわっていて、見どころ十分です。
]詳しくは、迎賓館のウェブページからご確認ください……。
館内の装飾はとても貴重なものばかりです。傷つけないよう最新の注意をはらいましょう。先の尖ったヒールなど、建物を傷つける恐れのあるものは厳禁です。
庭園
本館を見学し終えたら、入り口と同じ場所に出てきます。まだ見学は終わりではありません。
ここから本館裏の庭園に向かいます。
庭園は全面砂利敷きで、庭の中央には大きな噴水池が設けられています。
風の強い日は、噴水から水しぶきがかかりますが、全く気になりません。本館を見たからと出口に急がず、庭園も絶対に見てください。
個人的にですが、噴水側から本館を撮影するのが、一番きれいだと思いますよ。
正庭
中庭を見学したら、順路を通って正庭に戻ってきます。
最初に見学したという人は、素通りしても結構ですが、館内を見学してからもう一度見ると、よりいっそう素敵に見えます。
これで、迎賓館の見学はおしまいです。お疲れ様でした。
迎賓館 注意点
ここから先は、迎賓館赤坂離宮を見学するときの注意点をまとめました。
実際に行く前に、読んでおくと安心ですよ。
迎賓館の見学は申し込みが必要?
必要です。ただし前庭だけなら、申し込みは必要がありません。
迎賓館の見学は、インターネットから申し込みます。
でも、迎賓館のウェブサイトって分かりにくいので、簡単にまとめます。
見学する場所 申し込み 見学料
赤坂迎賓館は、見学する施設によって、事前申し込みの有無が変わります。
詳しくは下記のとおりです。
見学する場所 | 事前申込 | 入場料 |
正庭のみ | なし | 無料 |
裏庭のみ | なし | 300円 |
本館・裏庭 | あり | 1,000円 |
本館・裏庭・別館 | あり | 1,500円 |
本館や、別館のような人気のある本館の見学は、インターネットで申し込む必要があります。
でも、空いているときは、申し込んでいなくても入れます。
私は、平日の12時ごろに行きましたが、事前申し込みなしで本館に入れました。
入れるか入れないかは、近くにいる警備員さんが教えてくれます。
休みの日は入れないことがあるかもしれません。心配ならば、事前にインターネットでの申し込み、または旅行代理店を通して申し込んでおきましょう。
和風別館を含む見学のみ、事前の申し込みが必須です。
申し込みは旅行代理店が便利
ハッキリ言って、赤坂迎賓館のウェブサイトは、情報量が多すぎて使い勝手が悪いです。また、抽選制のため、事前に申し込んでも必ず入場できるとは限りません。
誰かと一緒に行く、遠方から行くなど、絶対に行きたいときは、各種旅行代理店からの申し込みがおすすめです。
旅行代理店なら、申し込みを受け付けた時点で入場が確約されるので、抽選ではずれるなんてことはありません。安心です。
いずれも、通常料金よりも安く、バスでの送迎、食事、ホテルが付くなど、お得感満載のパックばかりです。
見学中は、ガイドさんが付いて、解説してくれるツアーもあります。
一人で見学するよりも分かりやすいですよ。
本館・和館・裏庭の見学は西口から!
事前に申し込みを済ませると、所定の時間に迎賓館の西口に集合するよう指定されます。
でも、四ツ谷駅から歩くと、西口の場所は、意外と分かりにくいんですよね。
初めて行くと、先に正門についちゃって、アタフタするかと思います。
私は、西口の場所が分からず、5分くらい探していました。
西門は、正門から中に入らずに、右から回り込んだばところにあります(下記参照)。
といっても、警備員の方が優しく案内してくれますので、聞けばすぐに教えてくれます。
写真の撮影は不可!
迎賓館は、国の重要文化財です。館内での撮影は全面的に不可です。
ただし、外観からのみ撮影可能。三脚や自撮り棒などの補助具の使用は禁止されていますので、手持ちのカメラで撮影するようにしましょう。
入れないこともある!
事前にインターネットで申し込んでいたとしても、急な来賓などで入れなくなることがあります。入場の可否は、ツイッターで公開されているので、見学前に前にチェックしておきましょう。
リンク 迎賓館のツイッター
迎賓館赤坂離宮まとめ
迎賓館はもともと、皇族の居所として造られただけに、外装・内装含めてめちゃっくちゃ豪華です。
2016年までは、関係者しか入場できなかった貴重な建物です。
せっかくのこの機会、絶対に見学しておきましょう。数日は豪華な気分に浸ることができますよ。