1年5カ月に及ぶ大改修を終え、2018年3月にリニューアルオープンした東京タワー「トップデッキツアー」を紹介します。
東京タワー・トップデッキツアーの混雑状況
東京タワーは、スマホで簡単に予約状況を確認できます。
う〜ん、スカイツリーに観光客を取られているとはいえ、少しばかり寂しいですね。
おかげて、前日でも問題なく予約ができました。たぶん大型連休中とかでないかぎり、予約が取れないなんてことはないでしょう。
トップデッキツアーの予約キャンセルは3日前までで、1,000円の手数料がかかります。当日の天気を調べてからの予約したほうが良いかもしれません。
東京タワー・トップデッキツアーとは?
東京タワーのトップデッキツアーは、大展望台と呼ばれていた上層階を名称変更したものです。
これまでは、追加料金を支払えば、すぐに大展望台に上れましたが、トップデッキツアーは原則予約のみの受け付けになりました。
事前にインターネットから申し込んで、ツアーに参加します。
空きがあれば、当日予約も可能です。
トップデッキの高さは約250メートル、その下のメインデッキは約150メートルです。
ツアーでは、最初にトップデッキを見学し、その後にメインデッキを見学します。
トップデッキツアーに参加
さて、ここからは実際にトップデッキツアーに参加したときの紹介です。
専用レーンで受け付け
まずは、入場から。
トップデッキツアー参加者は、通常レーンとは別の「トップデッキ専用レーン」から、メインデッキに上がります。
専用レーンなので、待ち時間なしのストレスフリーで上がれます。休みの日は、混んでいることが多いので、これは嬉しいですね。
ディズニーのファストパス感覚でエレベーターに乗れます。
ただし、専用レーンの場所は、入り口から分かりにくいので注意が必要です。
専用レーン入場口で、予約時に発行されたQRコードを提示します。
QRコードは、あらかじめスマホの画面に表示させておきましょう。順番が来てから、慌てないですみます。
受け付けをすませると、音声・映像ガイド(スマホ型)を受け取ります。
イヤホンを左耳にかけて、本体は首から掛ければ準備はOK!エレベーターでメインデッキに上がりましょう。
メインデッキ
約45秒でメインデッキに到着!ツアー参加者は、さらにトップデッキに上がります。
エレベーターを降りたら、案内標識に従い、左に進みましょう。
メインデッキからプラットフォームへ
トップデッキへ行くには、専用エレベーターに乗り換えます。
エレベーターの前には2つの扉を通ります。
エレベーターが到着するまで、映像で東京タワーの建設風景や東京各所、新旧の姿を学びましょう。
しばらくすると、シークレットライブラリーへと案内されます。
ライブラリーの見学後、エレベーターに乗ってプラットフォームに上がります。
プラットフォームからトップデッキへ
プラットフォームに到着です。
ここは、メインデッキから10メートルくらい高い場所にあり、到着すると、ウェルカムドリンクのサービスを頂けます。
プラットフォームを楽しんでいると、トップデッキに上がるエレベーターが到着します。
トップデッキへ上がりましょう。
トップデッキに到着
トップデッキに着くと、最初に鏡張りの世界が広がります。
これ、知らないで見ると、かなり驚くと思います。ミラーがキラキラ反射して、外の景色を引き立てます。
ここで活躍するのが、入場時に渡された音声・映像ガイドです。
ガイドを、自分の見ている方向(東西南北含む8方向)に合わせて、音声をオンにすると、目の前の景色の説明が流れます。
例えば、南東方向を向いているときは、南東方向に合わせた説明が流れます。
特に優れているのは、音声に合わせて、スマホの表示も変わるところ。
トップデッキは景色を妨げるような建物がありません。ただただ景色を眺めることに集中しましょう。
日没に時間を合わせて行くと、夕焼け、夜景も楽しめます。
見学者は20〜30人ほど。予想より空いていました。
充分に景色を堪能したら、上ってきたエレベーターでメインデッキに戻ります。
メインデッキ
メインデッキに着いて驚くのは、スカイデッキに比べて、かなり低いこと。
データでは、メインデッキの高さは約150メートル。これは周囲の建物に比べて、高くはありません。
東京タワーの周りには、虎ノ門ヒルズ255m、ミッドタウンタワー248m、六本木ヒルズ森タワー238m、住友不動産六本木グランドタワー238m、泉ガーデンタワー201、アークヒルズ仙石山森タワー206mなどの建物があります。
周りよりも飛び抜けて…とはいかないまでも、高いです。
カフェ ラ・トゥール
メインデッキには、カフェがあり、各種ドリンク・軽食が頂けます、スカイデッキで緊張した身体を休めてください。
テーブルから、素敵な景色が広がります。ゆっくり寛ぎましょう。
カフェは夕暮れ時に訪れるのがおすすめです。
メインデッキを一周したら、エレベーターに乗ってフットデッキに戻ります。
これで、東京タワーの「トップデッキツアー」は終了です。お疲れ様でした。
高所恐怖症の人へ
ここまで紹介しておきながら、なんですが……、何を隠そう私、大の高所恐怖症なんです。
何食わぬ顔でツアーに参加していましたが、実は内心ビクビク……。
そんな私から高所恐怖症の皆さんへ、東京タワー「トップデッキツアー」の注意点をいつくか紹介します。
- シースルーエレベーターに注意
- プラットフォームから恐怖
- スカイウォークを除くのは禁止
以上3つです。順番に紹介していきましょう。
1.シースルーエレベーターに注意
展望台と言えばお約束の「シースルーエレベーター」。東京タワーでも当然のように設置されています。
ツアーでは、トップデッキに着くまで3回エレベーターに乗ります
- フットデッキからメインデッキ
- メインデッキからプラットフォーム
- プラットフォームからトップデッキ
このうち、シースルーになっているのは、1と3のエレベーターです。特に3のトップデッキを上るエレベーターは天井までもシースルー!
幸い、一面は通常の壁なので、こちらを見つめてやり過ごしましょう。
2.プラットフォームから恐怖
トップデッキへの中継点「プラットフォーム」ですが、ここから恐怖は始まります。
見ての通り、ガラス窓が大きいので、足元までよく見えます。
油断していると、この時点で恐怖がモヤモヤと、ここで心が折れるとトップデッキまでは上がれません。
充分に注意してください。
3.スカイウォークを除くのは禁止
トップデッキからメインデッキに降りると、ツアーも終盤。
メインデッキでは、東京タワー名物のスカイウォークがあります。
これは、約150メートルの高さから、ガラス板を通じて地上を除くのですが……、書いているだけで恐ろしいですね。
高所恐怖症が覗いたら最後です。すぐに地上に降りたくなるでしょう。
好奇心に負けて、覗かないように注意です。
この3点さえ注意しておけば、高所恐怖症でもなんとかトップデッキツアーに参加できます。
それでも、上った翌日までフワフワした感覚が残っていました。。。
トップデッキツアーまとめ
そんなこんなの、東京タワー「トップデッキツアー」の紹介でした。
オープン当初は混雑していたようですが、数週間が経った今はそれほどでもなかったです。
予約画面からは、混雑状況が見れるので、空いている時間帯を狙っていくのがおすすめ!
まだ行っていないという人は、ツアーに参加してみてください。