谷中銀座だけじゃない!谷根千の隠れた名所【よみせ通りとへび道】を歩く

▲CIVI 東京店(谷中)▲カフェだけでなく、雑貨販売もしています 街歩き

谷根千というと、夕やけだんだん階段から始まる「谷中ぎんざ」通りが有名です。

だけど、谷根千の魅力はそれだけじゃ~ありません。今日は、谷中ぎんざ通りの先にある、よみせ通りとへび道の魅力を紹介します。

谷中・よみせ通りとは?

「よみせ通り」は、谷中銀座の南口とT字で交差する通りです。

谷中▲よみせ通り・蛇道 地図
▲よみせ通り・蛇道 地図

ここは、もともと藍染川が流れていましたが、1920年に暗渠(埋め立て)工事が行われ、「よみせ通り」となりました。最近、この通りに、新しいお店が次々とオープンして注目を浴びています。

cafe&shop 九州堂

cafe&shop 九州堂 谷中よみせ通り
▲cafe&shop 九州堂

九州の名産品を、集めたショップです。

デパートを中心に、九州の物産展はよく行われていますが、他ではあまり見ない商品がたくさんありました。それもそのはず、九州堂では、スタッフが独自に商品を集めているそうです。

cafe&shop 九州堂▲九州産の商品がいっぱい
▲九州産の商品がいっぱい
cafe&shop 九州堂▲珍しい!むつごろう、わらすの干し物
▲珍しい!むつごろう、わらすの干し物
cafe&shop 九州堂▲調味料も充実
▲調味料も充実
cafe&shop 九州堂▲スキンケアもありますよ
▲スキンケアもありますよ
cafe&shop 九州堂▲テイクアウトもあります。すだちソフトクリーム
▲テイクアウトもあります。すだちソフトクリーム

店内にはカフェスペースもあります。テーブルが設計されているので、ゆっくり休みたい人におすすめです。

CIBI TOKYO STORE(東京店)

▲CIBI 東京店(谷中)
▲CIBI 東京店(谷中)

よみせ通りにある、お洒落なカフェ「CIBI(チビ)」。

日本人のオーナーが、オーストラリア・メルボルンでオープンしたコンセプトストアで、その東京一号店が谷中にオープンしました。

以前はクロネコヤマトの倉庫だったものを改装し、めちゃくちゃお洒落なカフェになっています。通りから見ても目立つので、店内は若いお客さんや外国人の観光客で賑わっています。

▲CIBI 東京店(谷中)▲ランチスペシャル
▲ランチスペシャル
▲CIBI 東京店(谷中)▲ベジタブルサンドイッチ
▲ベジタブルサンドイッチ
▲CIBI 東京店(谷中)▲天井が高くて開放的!
▲天井が高くて開放的!
▲CIBI 東京店(谷中)▲カフェだけでなく、雑貨販売もしています
▲カフェだけでなく、雑貨販売もしています
▲CIBI 東京店(谷中)▲いつだってお客さんで満員
▲いつだってお客さんで満員

心地よい空間、素敵なデザイン、美味しい食事。もう一度行きたくなる、素敵なお店です。

指人形笑吉

テレビや雑誌で紹介されている、有名店「指人形」のお店です。

見た目は普通の家ですが、中に入ると所狭しと指人形が並んでいます。これらは全て人形作家でオーナーの露木さんの手作り。もともと趣味で作っていたそうですが、作るのが楽しすぎて、いつしか本業になったそうです。

指人形笑吉▲ずらっと並ぶ指人形たち
▲ずらっと並ぶ指人形たち
指人形笑吉▲右から、鶴瓶さん、坂本龍馬、寅さん、タモリさん…有名人シリーズ
▲右から、鶴瓶さん、坂本龍馬、寅さん、タモリさん…有名人シリーズ
指人形笑吉▲お正月かな?楽しいそうに呑んでます
▲お正月かな?楽しいそうに呑んでます
指人形笑吉▲こういう家ってありそう
▲こういう家ってありそう

指人形なんでただ眺めるだけじゃあありません。一人500円で3人以上集まれば、ショートコントを楽しめます。題目は「酔っぱらい」「ウォーターボーイズ」「50年後の冬のソナタ」など10本。ほぼパントマイム風なので、外国人の方でも楽しめます(コントは撮影禁止)。

指人形笑吉▲指人形が似顔絵を書いてくれます。
▲指人形が似顔絵を書いてくれます。

指人形は似顔絵だって得意です。こちら1000円で色付きの似顔絵を書いてくれます。輪郭を描く人形と、色を塗る人形が分かれているという細かさ。人形作家の露木さんはイラスト教室を30年間やっていただけに、めちゃくちゃ上手です。

よみせ通りに行ったら、絶対に立ち寄ってください。

谷中・へび道とは?

▲へび道の入り口
▲へび道の入り口

ここから「へび道」に入ります。

へび道は、よみせ通りより道幅が狭く、よりいっそう曲がりくねった通りです。

へび道▲車一台が、なんとか通れる道幅
▲車一台が、なんとか通れる道幅
へび道▲通りの北側が台東区で、南側が文京区
▲通りの北側が台東区で、南側が文京区

OSAJI谷中店

へび道を歩くと、真っ白な建物の一つ屋根の下に、仲良く並んだお店が見えてきます。

ここは、期間ごとに利用できるレンタルスペースで、私が行ったときには、喫茶店、雑貨屋さん、革小物店、コスメショップがありました。

その中のひとつ、スキンケアのお店「OSAJI(オサジ)」にお邪魔します。

OSAJI(オサジ)谷中店
▲OSAJI(オサジ)谷中店
OSAJI▲丁寧にディスプレイされたスキンケア
▲丁寧にディスプレイされたスキンケア
OSAJI▲テスターも用意されていますよ

OSAJIの店名は、江戸時代の医師が「匙(さじ)」を使って薬を調合することが由来だそうです。健やかで美しい皮膚を保つためのライフスタイルをデザインする、現代の「お匙」でありたいという願いが込められています。

甘酒のテイクアウトもあります。甘酒の種類は、「宇治抹茶と黒蜜の甘酒ラテ」などの三種類。冬はホットもあるようです。

OSAJI▲イタリア産マスカルポーネとレモンの甘酒
▲イタリア産マスカルポーネとレモンの甘酒

今のところ、甘酒は谷中店限定だそうです。お試しください。

魅力的なお店がたくさんです。

へび道は、昔ながらの「路地裏」という雰囲気が漂う通り。通りを歩いていると、近所の人たちが談笑する声、夕食の香りなど、生活が身近に感じられるでしょう。

いつもより歩く速度をゆるめて、のんびり散歩をしたくなりますよね。

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