江戸・東京で最古の七福神巡りと言われる「谷中七福神」。巡る範囲はだいたい上野駅から西日暮里の間です。通常、2時間半はかかるとされるコースですが、今回は90分で巡ってみました。
谷中七福神巡り
それでは巡ってみましょう。
不忍池辯天堂(弁天様)
スタートは、各線「上野駅」です。もちろん「京成上野駅」でも構いません、むしろちょっとだけ京成上野駅からのほうが近いです。駅から西に向かい「不忍池」を目指します。不忍池に付いたら、湖の中央付近にお堂が見えるはずです。そこが「不忍池辯天堂」といいまして、最初の目的地です。名前の通り「弁天様」が祀られています。すぐ横に大黒天堂がありますが、谷中七福神の大黒天様は別の場所で祀られています。
護国院(大黒天様)
次は動物園通りをずっと進みます。途中、五條天神社、上野精養軒などが右手に見えますが、ひたすら通りを進みます。動物園通りという名前の通り、通りの向こうは「上野動物園」があります。右に交番がある角を曲がると清水坂という名前の坂があるので、Sの字に上った先に「護国院」があります。ここに「大黒天様」が祀られています。
長安寺(寿老人様)
護国院を出たら、正面の道をまっすぐ進みます。5分ほど歩いた突き当りを右に曲がり細い路地に入りましょう。江戸三美人のお仙で有名な功徳院の前を通り過ぎ、さらに進むと、左手に「長安寺」という寺があります。ここに「寿老人」様が祀られています。
天王寺(毘沙門天様)
長安寺を出たら、正面の道をまっすぐ進みます。すぐに「谷中霊園」の敷地内に貼ります。谷中霊園内の最初の交差点には交番がありますので、そこを左進むと、突き当りに「天王寺」があります。そこに「毘沙門天様」が祀られています。
修性院(布袋様)
天王寺の出たら右手に進みます。すぐに日暮里駅東口が見えますが、駅に向かう歩道橋は渡らずに線路沿いの道を進みます。西口に出たら通りを左です。すぐに谷中銀座商店街への入り口「夕焼けだんだん」の階段に着くので階段を降りましょう。降りたら商店街には入らず右に曲がります。通りを進むと、右手の壁に布袋様のイラストが見えてきます。ここが「修性院」です。ここに「布袋様」が祀られています。
青雲寺(恵比寿様)
同じ通りをまっすぐ進みます。このあたりは寺が多いので、間違えないよう進んでください。すぐに右手に「青雲寺」があります。ここに「恵比寿様」が祀られています。
東覚寺(福禄寿様)
最後の一つですが、ここだけ少し離れています。通っってきた道を真っ直ぐ行くと広い通りに出てきます。この通りは「御殿坂」で、ここを左に曲がります。2~3分歩くと左手に「よみせ商店街」の入り口が見えてきまが、そちらには入らず右手に曲がります。この通りは「谷田川通り」で、5分ほど歩き突き当りまで進みます。突き当りの右手にはコンビニがあるので、そこを右に曲がりさらに進むと左手に「東覚寺」があります。ここに「福禄寿様」が祀られています。
まとめ
さて、なぜ今回は90分ですべてを巡るなんて無茶なことをしたのでしょう?
それは、時間がなかったからです。写真を見ても分かる通りスタートは結構遅い時間でした。そこから急いで巡ったので約90分です。
なので、かなり早足でした。急ぐコツは、巡る前に地図をしっかり頭に叩き込んでおくことです。それでっ!