銚子駅周辺でホテルを探すと、ひときわ目を引くのが「かもめホテル」です。
値段が安く、泊まった人からの評価がとても高い。宿泊料金と快適さのバランスが最高にとれているのです。いったい、どんなホテルなのでしょうか。
実際に泊まってきました。
銚子駅周辺のホテル
宿泊サイト『楽天トラベル』で、銚子駅周辺のホテルを検索すると、数件のホテルが出てきます。
- サンサニーホテル(評価2.67)3,546円~
- 銚子プラザホテル(評価3.71)5,900円~
- ホテルサンライズ銚子(評価4.25)5,500円~
- かもめホテル(評価4.63)4,546円~
- 大新旅館(評価3.78)4,500円~
かもめホテルは、4,546円と低価格ながら、評価が4.63とトップレベルです。
値段と評価のバランスを考えると、銚子駅周辺で最も評価の高いホテルと言って良いでしょう。
かもめホテルのアクセス
公式サイトによると、銚子駅からは約10分とあります。銚子駅北口を出て、シンボルロードを北へちょうど10分ほど歩くと右側に看板が見えてきます。路地を入るとすぐに入り口があります。
1階が中国の食料品店、2階がキッズプログラミングスクール、3階がホテルという、珍しい造りになっています。
かもめホテルの構造
かもめホテルは、もともとビジネスホテルで、部屋のほとんどをシングルルームが締めます。シングルルーム11部屋、ツインルーム2部屋です。
半数の部屋は利根川沿いに面しており、そのうちいくつかの部屋からは利根川が見えます。
かもめホテルに実際に泊まった感想
ここからは、実際に泊まったときの感想です。私が泊まったツインルームを紹介します。
部屋の中
部屋の作りは、ビジネスホテルらしくシンプル。ベッドが2台あって、その横にユニットバスがあります。部屋の隅にはテーブルと椅子があります。
ユニットバスは標準的な広さです。リンスインシャンプーとボディソープは、DHCアメニティのオリーブグリーンシリーズでした。このシリーズは業務用なので一般ではなかなか使う機会がありません。なんだか得した気分です。
公式ウェブサイトには、ウォシュレットは一部の部屋のみと書かれていますが、私の部屋はウォシュレット完備でした。これは嬉しいです。
ベッドは少し固めで、しっかりとしたクッションが旅の疲れを癒してくれます。大きさは普通のシングルサイズです。
アメニティはコップ、歯ブラシ(歯磨き粉付き)、ドライヤー、タオル、バスタオル、足拭きマットがありました。ひげそりは部屋にありませんでしたが、フロントに伝えると無料で出してもらえました。
電子レンジは各部屋に用意されていません。エレベーター前に共用のものがあるので、それを使用します。
喫煙の有無
かもめホテルでは全室禁煙です。タバコを吸うときは、エレベーター前にある喫煙室を利用します。
食事(朝食・夕食)
かもめホテルはお食事の提供はありません。
漁港・銚子の海の味を好きな場所で堪能してほしいというホテル側の気づかいによります。銚子駅から大通りを歩くと、飲食店がいくつか並んでいるので、そこで食べるようにしましょう。
問題は朝食です。朝食はできれば近くで食べたいですよね。でも、かもめホテルから徒歩5分以内で行ける飲食店は、だいたい朝9時過ぎ開店です。
かもめホテルのチェックアウトは10時なので、ゆっくり食べることはできません。なので、前日に朝ごはんになりそうなものを買っておくか、少し早めにチェックアウトして、近くの飲食店で食べるかの二択になります。
窓からの景色
かめもホテルは、利根川にほぼ面した場所にあります。なので、北側の部屋の窓からは利根川が一望できます。
ただし、私の止まったツインルームは南側に面していたので、窓の向こうはビルでした。シングルルームで利根川沿いを希望する方は、予約段階でその旨を伝えておくと良いでしょう。
駐車場
駐車場は3台分のスペースがあります。早いもの勝ちなので、満車の場合は近くのコインパーキングに駐車します。とはいえ、銚子駅前で24時間500円、かもめホテル近辺だと24時間300円ほどなので、料金を気にすることはないでしょう。
かもめホテルまとめ
とても良いホテルです。
細かいことを言うと、部屋が狭いとか、駅から微妙に遠いなどありますが贅沢は言えません。それが当たりが気になるのなら、高級ホテルに泊まればよいのです。
あまりホテルに長居はしないという人に、かもめホテルおすすめです。