工場夜景ツアー【神奈川】川崎京浜運河クルーズで注意しておくこと

工場夜景ツアー【神奈川90分】ポケカルで行く!川崎京浜運河クルーズ

今日は、川崎の工場夜景クルーズに参加してきました。

工場夜景クルーズには、たくさんのコースがありますが、私が申し込んだは旅行代理店「ポケカル」さんのツアー。

横浜中華街で、北京ダック専門店の飲茶コースのお食事を楽しんだ後、大さん橋から90分の工場夜景クルーズに出るというコースです。

中華街での飲茶コースは後述しますので、まずは「工場夜景クルーズ」から見てみましょう。

町川
今回は、これから工場夜景クルーズに参加してみたいという方のために、実際にクルーズに参加した私から、シーンごとに注意点を交えて紹介します。

準備(港)編

最初は、出港までに気をつけておくことから紹介します。

集合場所にて

工場夜景クルーズの乗船場は「大さん橋ふ頭ビル」の中。横浜市営地下鉄みなとみらい線「日本大通り駅」2番出口から歩いて5分の場所にあります。

みなとみらい線:日本大通り駅

夜景ツアーのため、集合は遅い時間帯になりますが、このあたりは平日でも観光客が多く、人通りが多いので夜道が危ないという心配は少ないかと思います。

駅を出て、正面を見ると遠くのほうに海が見えます。そのまま真っすぐ海に向かって歩いてきてください。

3分ほど歩くと「象の鼻パーク」にやってきます。右前方に、台形を逆さにしたような建物が見えるはず。これが、乗船場の「大さん橋ふ頭ビル」です。

大さん橋ふ頭ビル

出港場所:大さん橋ふ頭ビル

道路に面した入口から中に入ると、正面に受け付けがあります。船に乗る順番は、受け付け順なので、早めに受け付けを済ませたほうが、後で慌てる心配がありません。

受け付けを済ませたら、館内でトイレを済まし、付近で夜景でも眺めて待ちましょう。出港時間が近づくと、スタッフから救命具を渡されますので着用してください。

サンタバルカ号ライフジャケット

オレンジ色のジャケットが救命具です

いざ乗船!

サンタバルカ号(http://santa-barca.com/)

出港時間が近づくとアナウンスが流れ、船に乗り込みます。受け付けた順番に船に乗り、好きな座席に座ります。

サンタバルカ号の座席図

船の座席は、こんな感じ

少しでも良い席をとるため、焦って乗り込もうとしがちですが、実はあんまり心配する必要はありません。

クルーズ中は、見どころに着くと「観覧タイム」が設けられるからです。観覧タイムは座席を移動して、船前方から見ることができます。

なので、良い座席をとったところであまり意味はないのです。あくまで座席は船が移動するときに座るだけの場所。

なので、まぁ気に入ったところに座っておけば問題はありません。

トイレはいちおう船についていますが、トイレの入り口が他の客席の正面にあるので、出入りは少し恥ずかしいかも。あくまでトイレは簡易的なものなので、できれば乗船前に済ませておきたいですね。

サンタバルカ号のトイレ

船についているトイレ

小型船なので揺れます。船酔いするという人は、事前に酔い止めを飲んでおくことをオススメします。

乗船時の注意点
  1. 受け付けは早めに済ませる
  2. トイレは必ず済ませておく
  3. 酔い止め薬を飲んでおく

航海(移動)編

次に、90分のクルーズの友となる、船について案内しておきます。

サンタバルカ号

サンタバルカ号工場夜景クルーズ

工場夜景クルーズ:サンタバルカ号

通常、観光用のクルーズというと乗り心地の良い船をイメージしますが、今回の船は、乗り心地、館内設備ともに快適からは程遠いもの。しかし、それにはちゃんとした理由があります。

なぜなら、この船は元々、交通船として使用されていたものなのです。

交通船とは?=一般乗組員その他関係者を乗せ、作業船および作業基地まで輸送を行う船舶のこと

輸送を想定して造られたため、乗り心地というものに気は使われていません。その代わり、遊覧船よりもスピードが出て機動性が優れています。

なので、川崎の京浜運河のような細い水路が多い場所もぐんぐんと進むことが可能です。逆に、夜景が綺麗なところでは船を停めて、ゆっくり工場夜景を堪能することができるのです。

さらに船中央の客室部分以外は、屋根がありません。より迫力のある工場夜景が堪能できるよう考えられています。

なぜ、このような気の利いた船が使用できるのかというと、船を預かる船長さんが、40年以上も船・港に携わってきた大ベテランだからです。

古くは三井系列の会社に就職し、航海士として、世界各国の港を結んできた経験と人脈が関係しているのだと思います。

クルーズ中は、この船長さんが運転しながらガイドも務めてくれるのですが、このガイドがめちゃくちゃおもしろいです。

船長
隣の船から大波がやってきました。もうすぐ揺れます、揺れます、揺れます……。オットット!かなり揺れました。これもアトラクションです。

航海中は終始こんな感じです。そのため、夜景が綺麗な場所に着くまでの移動時間も、楽しく過ごせます。

もちろん、ただ楽しいだけではなりません。40年以上の経験に裏打ちされたガイドの技術はかなりもの。

船長
私、最近孫から新しい言葉を教えてもらいました。「おじいちゃん、良い写真のことは『インスタ映えする』っていったほうが、伝わりやすいよ」です。え~、このあたりは、大きな工場が多いので「インスタ映え」します。ぜひ写真を撮ってみてください。

ずっと、こんな感じかな……。

全員が船に乗り込むと、間もなく出発です。

工場夜景クルーズ/みなとみらいの景色

みなとみらいの景色が徐々に遠ざかります

いざ航海へ!

船は順調に飛ばして、目的地を目指します。

工場夜景クルーズから大型タンカー

船のすぐ脇に、大型船が見えます

船の最高速度は時速35キロほど。夜景はクリアに撮影するのが難しいです。なので、移動中に夜景を写真で撮っても、ほぼほぼピンぼけ写真を量産するだけです。

工場夜景クルーズ川崎天然ガス発電所の煙突

遠くの方に工場も見えてきます

記念に2~3枚、写真を撮るのは良いですが、あまり熱中して撮るのはおすすめできません。後で写真を見るとがっかりするはずです。

移動中はカメラを置いて、夜風と一緒に、後ろへ流れ行く形式を堪能し、船長さんのガイドに耳を傾けておきましょう。

工場から火柱が!

出港から約10分。船正面に火柱が見えてきます。

川崎工場夜景クルーズの東柱

暗闇に突然上がる火柱

工場で火事?と思いきや、よく見ると火柱は燃えっぱなしではなく定期的に吹き出しているようです。

川崎工場夜景クルーズの火柱

火柱は弱くなったり…

川崎工場夜景クルーズの火柱

強くなったりを繰り返します

船長
実はこれも工場夜景のひとつで、火柱が上がるのは、工場で発生した余分な油を燃やすためです。燃やすことにより、有害な油を無害化しています。

火は人間の本能に恐怖を与えるとは言いますが、さすがに、ここまで周りを海水に囲まれていたら安心です。

火柱が上がる時間帯は不定期とのこと。見られたらラッキーくらいで考えましょう。

川崎工場夜景クルーズの火柱

さらに船は進みます

ここでの注意点
  1. 移動中の写真はピンぼけします
  2. 移動中は座席に座る
  3. 移動中はガイドに耳を傾ける

撮影タイム編

船は、クルーズのメインである工場地帯に到着します。

東亜石油の京浜製油所

前方に何かが見えてきました。

川崎工場夜景クルーズ東亜石油の京浜製油所

少しずつ、明かりが近づいてきます

いよいよ、工場地帯にやってきました。大きな建物が海を面して並んでいます。頃合いを見て、船長が工場夜景をみやすいところで船を止めてくれます。

船長
停泊後は、船内を自由に移動して、ご見学してください。船首も開放します。ご希望のかたは、船の前から工場夜景を見てください。

船を止め、船の全部に出るよう勧めてくれるんですが、足場が狭いです。慎重に移動しないと危ない。でも、良い写真を撮るため、前に出てみましょう。

川崎工場夜景クルーズ東亜石油の京浜製油所

かなり大きな工場

川崎工場夜景クルーズ東亜石油の京浜製油所

水蒸気?煙?夜中でも稼働しているようです

約10分の撮影タイムの後、次の工場夜景に向かいます。

大型タンカーのクレーン

移動中も、良さそうな場所があれば徐行してくれます。今回は、ちょうど大きな船の上で、クレーンが石炭を運ぶ様子が見れました。

川崎工場夜景クルーズ大型タンカー

大型タンカーの上で、何かが動いています

クレーンは、決まったルートを動いて、石炭をすくい、また決まったルートを動いて石炭を積み込みます。

川崎工場夜景からクレーン

クリーンは上げ下げを繰り返しています

UFOキャッチャーみたいなんて声も聞こえてきますが、実際に近くで見ると、幅何十メートルといった巨大なクレーンなのでしょう。

キャッチされたらひとたまりもありません。

川崎天然ガス発電所

いよいよ、船は出港した象の鼻パークから最も遠い、大師運河沿いにやってきました。大師というからには、たぶん川崎大師の近所だと思います。

川崎工場夜景クルーズ川崎天然ガス発電所

遠くに工場の明かりが見えてきます

もちろん、夜景クルーズツアーでは、離れた場所から撮影なんて甘いことはいいません。さらに工場へと近づきます。

川崎工場夜景クルーズ川崎天然ガス発電所

だんだんと工場の全景が明らかになります

神々しいまでの光を放つ工場に最接近したところで船は停泊。撮影タイムです。もちろん、船の前方に移動して工場全景を撮影です。

光の数から、多くの人が働いているように見えますが、工場はほとんどコンピュータで制御されていて、無人稼働しているそうです。

基本的には24時間365日動いているので、土曜だろうと日曜だろうと祝日だろうと稼働しています。だから、土曜の夜でも工場夜景クルーズが成り立つわけですね。

ちょっと多めに撮影タイムが設けられますので、しっかりと撮影しておきましょう。そして忘れてはならないのが、ファインダー越しだけじゃなく、じっくりと肉眼にも焼き付けておくことです。

ぶっちゃけ写真は後でも見れるし、綺麗な画像はネットで調べればいくらでも出てきます。

だけど、肉眼に焼き付けるのは、実際にクルーズに参加した今だけです。まばたきするのも惜しいくらい、見てください。

ここでの注意点
  1. 順番に、譲り合って撮影する
  2. 夜景の撮影は一眼カメラを使う
  3. 夜景は肉眼で目に焼き付ける

帰路(移動)編

工場夜景を撮影したら、船は出発した象の鼻パークに戻ります。だけどもちろん、ただ戻るだけではありません。帰路にも見るべきポイントはたくさんあります。

川崎工場夜景クルーズ大黒ジャンクション

首都圏で最も複雑な構造だと言われる大黒ジャンクション

川崎工場夜景クルーズJR鶴見線海芝浦駅

秘境駅、JR鶴見線海芝浦駅

海芝浦駅は、東芝の敷地内にある駅で、東芝の工場への入場許可書を持っていなければ、駅の外へ出ることができない場所です。

たまーに、電車が通ったときは、船を停めて撮影できますが、あいにくこの日は通らず……、残念。

川崎工場夜景クルーズ首都高速

水路なので、首都高速の下も通過します

川崎工場夜景クルーズみなとみらい

横浜みなとみらいが見えてきました

みなとみらいの観覧車やインターコンチネンタルホテルが見えたら、船旅も間もなく終了。名残惜しいながらも、港へ到着です。

川崎工場夜景クルーズサンタバルカ号

赤レンバ乗船場に到着しました

出発したときは少し明るかったものの、すでに真っ暗。工場夜景に目を奪われすぎて、ここに来て「こんなに暗かったんだ!」って気づきます。

工場夜景クルーズは、これにて終了です。

船長
ご乗船、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしています。

工場夜景ツアーの良いところ まとめ

最後に、工場夜景クルーズの良かったところをまとめます。

ベテラン船長のガイド付き!

工場夜景ツアーの船長さんは、40年以上も海で働いている方です。

船長
お世話になった海に恩恵ししたい。多くの人に知ってほしい

このような思いで、クルーズの船長ををされています。なので、海についてめちゃくちゃ詳しいです。

もちろん用意された台本はあると思いますが、その日の状況に合わせて、アドリブが入り、そのアドリブがまた楽しい。それでいて「インスタ映え」といった新しい言葉も取り入れる柔軟さも持ち合わせる素敵な方。ガイドを聞いているだけでも楽しいですよ。

小回りの効く小型船を使用!

クルーズというと、ゆったりとした座席の船に乗って、一定速度で走って遊覧というのをイメージしがちですが、工場夜景ツアーは一味違います。

まず、船が遊覧船ではなく、実際に工場で働く人を、海路で運ぶために作られた本格的な船です。なので、めちゃくちゃ小回りが効くんです。

サンタバルカ号(http://santa-barca.com/)

これがどのようなメリットかというと、あまり見どころのないような場所はパーンとすっ飛ばしていき、写真映えしそうな場所では徐行したり停泊したりと、工場夜景を存分に楽しむことができるんです。

なので往復30キロに及ぶ航路だって90分で満喫できるんです。

90分のクルーズの間、退屈するような時間は全くありませんでした。

撮影タイムが用意されている!

工場夜景というと写真をじっくり撮影したい。けれど、動く船の上から夜景を撮影するのは大変。ほぼ間違いなく手ブレするからです。

たとえちゃんと撮れてるように見えても、それは小さなディスプレイだけの話。大きな画面で見ると確実にピンぼけしています。

けれど、ツアーでは撮影スポットごとに減速・停泊して撮影しやすい(見やすい)ように気を使ってくれます。特に夜景が綺麗な場所では、船の船首部分に出て工場を撮影することもできます。

川崎工場夜景クルーズ川崎天然ガス発電所

見どころでは、船前方の船首に出て撮影タイムが用意されています

このブログで掲載している写真もほとんどが、撮影タイムに撮ったもの。ちょっとピンぼけしているのは移動中に撮ったものです。もちろん撮影しなくても船首から景色もを眺めるのもOK。参加者のことをよく考えています。

横浜・中華街で北京ダックの夕食

ポケカルのツアーでは、工場夜景クルーズの前に横浜・中華街のコース料理を楽しめます。

横浜中華街

横浜中華街の中華大通り

中華街の真ん中を通る「中華街大通り」から「市場通り」に入ってすぐの、北京ダック専門店 『北京烤鴨店』(ペキンカォヤーテン)の飲茶セットが付いています。

店では、食べ放題メニューも用意されていますが、あまり乗船前に満腹になるのも心配なので、量的にちょうど良いくらい。もちろん、北京ダックも食べられます。

中華街の北京ダック

ついついアルコールも飲みたくなりますが、ぐっと我慢しておいたほうが良いでしょう。なぜなら、工場夜景ツアーの船には、簡易的なトイレしかついていないからです。

店から集合場所までは、歩いて15~20分ほど、タクシーですと5分ほどです。

遅れない範囲で、夜景を堪能しながら、徒歩で大桟橋ふ頭ビルに向かいましょう。

ポケカル「工場夜景ツアー」のデータ

横浜・大さん橋より乗船。工場夜景クルーズ(京浜コース)&横浜中華街・北京ダック専門店での飲茶コース全8品



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ABOUTこの記事をかいた人

町川綾乃

短時間で楽しめる観光名所を探すのが好き。街歩きが大好きです。地元の情報絶賛収集中。休みの日は東京都内で公園・名所・観光地を旅します。タバコ嫌い・嫌煙家!おもしろい場所があれば、どこへで出かけます。普段はカフェで寛いでいます。 Instagram、やっています。